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永い、長い文字列を綴る。 未来、万里の彼方の手前に観える青白い帯状の姿をした、『死神』。これはそれを討つための、英雄が現れるとき私がその助言者となるための、数少ない手段だと今分かった。でも、私は寝ているだけでいいのかな。正直な所物凄く恐い。恐ろしい。もし彼がこっちに来たら、もし彼を討てなかったら、そのときは。 ペンを置き疲れに瞳がしょぼしょぼとしてそれも何度かごしごしと擦った。 ――しかし、逢ってしまうのか分からない死神より、会う事が強いられる今の時代の人間の方が恐ろしいのかも知れない。 「ソピア、フィルダム、王城に方々、城下の人達。どうか無事でありますよう」 私はノートも閉じ、グッ拳に力をいれ背伸びをすると飛び跳ねる様に机を離れた。
もしも、私のこの手で掴める未来ならば、全力で掴んでみせる。 |
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